鎧をまとったペンケースがいざという時に大切な万年筆を刃物からでも守り抜きます。
素材
スターリングシルバー、布
サイズ
長さ 約24.5cm
重量
約175g
使用リング数
約2500個
付属品
中屋万年筆を購入すると標準で付属している布製万年筆入れ(ちりめん)に鎖帷子(くさりかたびら)を装着させた万年筆ケースです。
ペンケース本体は小さなシルバーの輪だけで構成され、シンプルでありながら有機的な美しさを生み出す不思議なカタチ。
小さな輪をハンドメイドで一定の法則でつなげたこのチェインメイルの構造は、硬い金属でありながら布のように柔軟に扱え独特の手触りを楽しめます。
チェインメイルの詳しい構造の説明はこちら»
全てのリングがロウ付けされているので柔らかさがありながらとても強度があります。
収納はフラップ部分をひもでグルグルに巻き、フラップの先端のアンカーを引っ掛け固定します。
フラップ部分の重さがかなりあり紐だけではすぐに解けてしまうので色々試した結果アンカーを引っ掛ける方式になりました。
布とシルバーは取り外しが出来るようになっています。
最大径20mm程度のペンまで収納可能。
カスタマイズ可能ポイント
ハンドメイドで製作しているのできめ細やかなカスタマイズが可能となっています。
気になる点があればお気軽にお問い合わせください。
異なるサイズの布袋に合わせる事が可能です。標準のものより小さければ価格もお安くなります。
ヒモで縛っただけでは重いフラップ部分を固定出来ないのでフックで引っ掛けるようになっていますが、このフックの形状をお好みのデザインに変更可能です。
巾着で使用しているリングよりもさらに小さいリングを使用しているので作り始めは全くゴールが見えません。
まず2600個のリングを作り、それぞれロウ付けするだけでも馬鹿な事やってるなあって感じですが、完成後の独特の手触りやずっしりくる重さは全ての苦労を吹き飛ばすほど魅力的です。
無限とも思える作業の繰り返しもなぜか楽しい、やっぱりこの構造が大好きです。