鎖帷子万年筆と同じく螺旋状のワイヤーを組み合わせたAMORSPHEREが得意とする構造にキャップ、胴合わせて6本のバンドを挟んでいます。
ワイヤー部分とバンドの幅の比率は1:1.61の黄金比の割合と同じです。
6本のバンドの鏡面部分が加わることでワイヤー部分の凹凸や漆の黒とのコントラストがより鮮明になりメリハリの効いたデザインになっています。
鎖帷子万年筆のワイヤー部分はなるべく表面を削らないようにしていますが、こちらは6本のバンドとの一体感を持たせるためにバンドと同じ高さに合わせて削っています
キャップはポスト可能ですが、ペンの重心のバランスが悪くなるのでポストせずに胴軸のみでの筆記をおすすめします。
ご注意
ペン先はロジウムメッキ仕様となっています。
ペン先のデザイン、太さの種類は通常の中屋万年筆製品と同様です。
シルバー部分はハンドメイドで製作していますが、それ以外の部品もある為にHANDMADEの刻印は入れていません。
カスタマイズ可能ポイント
ハンドメイドで製作しているのできめ細やかなカスタマイズが可能となっています。
気になる点があればお気軽にお問い合わせください。
キャップ、胴軸にそれぞれ3本の鏡面のバンドがありますが、バンドの幅や数などお好みに合わせて変更が可能です。
鎖帷子万年筆ように ワイヤーパーツのみだと非常にマットな仕上がりになります。
追加料金はかかりません。
鎖帷子万年筆と違いワイヤー部分に鏡面のバンドを加えるとワイヤー部分だけのものに比べて手間が格段に増えます。
バンドと接地するワイヤー部分はぴったりロウ付け出来るようにフラットの削っていますが、ロウがしっかりと流れていないと削るにつれてワイヤーが外れ隙間が空いてしまいます。
使うロウが多すぎるとロウが凹凸を埋めてしまうので出来る限り少量のロウを使いつつきっちりとロウ付けするのがポイントです。