手にした瞬間あまりの重さに思わず笑顔になります。
これが万年筆だとは誰も思わないでしょう。
筆記以外にちょっとした武器としても使えるかも。
特注の黒色のシガーモデル・ピッコロサイズのアクリル製の軸をベースにスターリングシルバー製のパーツを合わせています。
シルバーパーツのほとんどは螺旋状のワイヤーを組み合わせた構造で出来ており、この部分だけで約16mの長さのワイヤーを使用しています。
このペン本体の螺旋状にした銀のワイヤーを組み合わせた構造はペンスタンドやゴルフマーカー、フリスクケース等AMORSPHEREの多くの作品で用いられていますが、このペンほど多くのパーツを使用している作品は他にありません。
いぶし加工を施す事によってこの構造の立体感をより際立たせています。
表面の凹凸のある構造のおかげで筆記時に滑りにくくなっています。
ペン両端の宝石の周囲には、キャップ下部のアクセントとなっている三つ編みのバンドと同じく三つ編みを配置する事によってペン全体に一体感を持たせ隙のないデザインになっています。
キャップの密封性と段差の無いシルエットを両立する為に、独特の方法をとっています。
キャップと胴軸の合わせ目の端を斜めにする事でキャップを締めた時にキャップと胴軸のシルバーはお互い接触せずに、ベースとなるアクリル同士が接触する事によって高い密封性を確保しました。
ご注意
この万年筆の構造上キャップのポストは出来ません。
ペン先のデザイン、太さの種類は通常の中屋万年筆製品と同様です。
シルバー部分はハンドメイドで製作していますが、それ以外の部品もある為にHANDMADEの刻印は入れていません。
カスタマイズ可能ポイント
ハンドメイドで製作しているのできめ細やかなカスタマイズが可能となっています。
気になる点があればお気軽にお問い合わせください。
キャップ天冠に直径6mm,胴軸尾栓に直径4mmのカボションカットの宝石をセット可能です。
追加料金は21,600円(税込み)
ムーンストーン、ブルートパーズ、ペリドット、シトリン、ガーネット、アメシスト、アイオライトの中からお選び下さい。 その他の宝石も種類によってはご利用可能です。
宝石の周囲のデザインも変更可能です。
キャップ端にアクセントとして三つ編みのバンドがあり、その三つ編みの向きの変更が可能です。
標準では、三つ編みを矢印に見立てて右向きですが左向きに変更出来ます。 同様にペン両端の石の周囲の三つ編みの向きも変更可能です。
追加料金はかかりません。
とある百貨店のイベントでの中屋万年筆のペンデザイナー吉田氏とのふとした会話がきっかけとなりこの万年筆が誕生しました。
シルバー以外の素材に合わせての作品製作は初体験で、試行錯誤で完成した第一号は酷い出来でしたが改良と製作方法の変更を繰り返してようやくここまでたどり着きました。
凍らせたエボナイト軸に銀パーツをはめ込んだり結構無茶もしました。